「空の境界 未来福音」見て、すこし経って考えたことが
あったので。もちろん、ストレートにそのまま捉えて
いいんですが、「空の境界」がらみで考えると、という
ことで・・。(今回も、勝手な思い込みです・・。ずい
ぶん前に発表されてる曲ですから・・。)
これは「織」による、「式」のための歌ですね・・。
「未来は君にやさしいだろうか」
織の、式に対しての想いでしょう・・。
「緑の雨が君をぬらすまで」
うーん、ここ難しいんですが、式のために自分の存在に
疑問をもちはじめた矢先、織は自分が本物と認めた占い師
(未来が見える人)から「未来はない。でも夢は生き続ける」
と言われます・・。
そしてふっきれたように緑萌える道を雨に濡れながら、明るい
気持ち、笑顔で帰宅する・・。幹也と雨宿りしたことを思い出し
ながら・・。おそらくそこが、その心境が、「緑の雨」・・。
自分がいなくなるのは怖い、でも、それを上回る自己犠牲の
心・・。やがて訪れる「死」を覚悟する時。(その時、自分は
そんな気持ちになれるだろうか?)そして、「その時」まで、
「まっすぐに まっすぐに 行けるだろうか・・ 」
完全にストーリーと一致しない所があるのは他の曲と同じですが、
「その時」まで、「きっと もがいて 何度も泣いて」
「僕らはゆく」・・。それが人間・・。
「こんな小さな君の手をとって」
「小さな 命を・・」未那のことも歌ってます・・。
「すべての命が 歌うときが来るって
信じて 雨の中で 両手 ふりかざして 踊って」
織の緑の雨の中での場面ですね・・。
「笑ってるんだ 笑ってようよ・・」
「きみのみらいへ アレルヤ」・・
大切な人の幸せを願う想いがあふれてくるようです・・。
この曲は「空の境界」知ってても、知らなくても、行き着く先は
きっと同じ。
「アレルヤ」平常心で聴けない曲の1つです・・。