Hidesukeの日記 skiとKalafina、ときどきバイクGSX250R,GSX-R125

大好きな ski と Kalafina と バイク についての日記です

Kalafina 「旗」と「sprinter」考察(何度目?)・・

大きなライブやイベントでは梶浦先生からも「旗を立てる」という
言葉が出てきて。「far・・」のツアーではモチーフになり、実際に
旗を持って登場したり。「ring your bell」MVでは、いっぱい出て
きましたね・・。

この「旗」なんですが、個人的に始まりは「sprinter」の歌詞かな、
と思っていて。(まあ、みなさんそうだと思いますが・・)

「sprinter」なんですが、自分個人的には大好きな曲で、

「僕らにできることはただ、生きているんだと
 力尽きるまで 成す術なく 叫び続ける それだけなんだ・・」
とか、
・・「絶望の甘さ 打ち砕いて走り出すんだ 今すぐ 螺旋の果てまで」
とか、(マズイ、これはまた全部のパターン・・)印象的・・。
(基本全部なんですが)

え〜と、旗がどこで出てくるのか。
「風に 向かい 破れた旗を振り・・」

空の境界第5章」関連で考えると、「君」「僕」というのが誰をさし
てるのかとっても難しくなるので、今日は、歌詞そのもので考えて、
やっぱりこの歌は、自分から物理的に遠く離れた所にいる人に向かって
歌ってる、ととらえるのが、自然だなと思いまして。

だから、遠くの「君」に向かって、「自分はここにいるよ」、たとえ逆風が
吹いても「頑張ってるよ」というのを知らせるために「旗を振る」
「ここまで来たよ」と知らせるために「旗を立てる」ということなのかな、と。

これはKalafinaのみなさんにもあてはまることかなとも思っていて、驚く
のはKalafina初期から、その方向性が一貫してると感じることですね・・。
自分たちはこの方向で走り続けますよ、という。螺旋の果てまで・・。
これはちょっとおおげさですがその人の人生にも言えることかな、とも思い
ます・・。走り続けるんだ、という。だから「sprinter」・・。

そして、ちょっと切ないのは
「君のいない 道を 僕は僕のため行くんだ・・ 螺旋の果てまで・・」

君のいない?・・。人には出会いと別れがあって、その中には、永遠の別れ
も・・。本当は「君」と走るはずだった道、でも、「君」はいない・・。
それでも「僕」は行くよ、それが「君」との約束。夢見た未来。そして「僕」
の人生。「僕」の進む道。だから「君」に向かって旗を振るよ、ここまできた
んだ・・。

そして、「消えてゆく僕らは・・」そういう自分も永遠の存在ではなくて・・。
だからこそ、「泣いて叫んで」精一杯、「生きて、いるんだ 此処に、いるん
だ・・」

・・ちょっと自分の世界に入ってしまいました・・。でも、この「sprinter」
にしても「アレルヤ」にしても、「生きる」ということを考えさせられます。
いろいろ書きましたが、自分にとっては「sprinter」は、一番の「応援歌」
です!