Hidesukeの日記 skiとKalafina、ときどきバイクGSX250R,GSX-R125

大好きな ski と Kalafina と バイク についての日記です

Kalafina 「会場のみなさんと音をつくる・・」とは・・

これ、ライブのとき、3人が、あいさつで言いますよね。
でも、これまでは、わかったような、わからないような
でした・・。今回、ライブに参加して、ちょっとだけ
こうかな、と思ったことがありました・。

もともと梶浦先生のつくる楽曲は、ホールで観客に向けて
歌ってこその歌、だから、逆に言えば、会場の反応が必ず
あって、それが歌い手に伝わり、「ここはこう歌ってみよう、
こういう発声にしてみよう」とか、その日の会場の空気というか
雰囲気に合わせての微調整が「今日の音」になっていくんじゃ
ないかなあということです。

彼女たちが入ってくると会場をじっくり見ていますよね。
会場の雰囲気を感じ取りたいということなんでしょうね。
「会場のお一人、お一人と・・」「一番後ろの人まで・・」という
言葉、うれしいですよね!自分も一般でとったクリスマスライブは
本当に一番後ろでしたから・・。(背もたれのうしろは壁でした)

それから「会場によって音響が違うので、発声も少しずつ変える」と
言っていたようにも思います。そうすると、音響の部分でも、はじめ
からライブ後半のようにはいかないわけです。(ライブ中も機械的
調整はするのかもしれませんが)

私の少ないライブ経験を思い出してみても、クリスマスの時は、観客の
ほうにも季節がらなのか緊張感がただよっていたように思います。あの時の
「音」は厳かで、きっちりとしたものでした。アコースティックライブの
一音も逃すまいという雰囲気に応えた感じでした。

たとえば、今回、春、生き物たちが一斉に動き出す季節、おそらく観客の
ほうにも、冬が終わり、暖かくなってきた、そんな少しフワッとした雰囲気が
あったんじゃないでしょうか。それで、ライブも躍動感、アコースティック
ながら、けっこう勢いのある「音」になっていったのかなあと思います。

そう考えると、やっぱり、観客がその日の「音」をつくる、ということになる
のかな、と思います。たしかに、思い出すと、参加したそれぞれのライブの
「音」、観客が期待し、彼女たちが応えた「音」だったなあと思います。

今回の東京公演、私ははじめ、彼女たちの「今日がツアーのラスト」という
思いからの歌唱と思っていましたが、それだけではなくて、自分たち観客の顔に
そう書いてあったんですね。そしてHikaruさんのブログにあったように「全身で
うけとめよう」と。その期待感と名残惜しさに、彼女たちがどんどん応えてくれ
ての「音」だったんだなあと思いました・・。やっぱりそれは、あの日あの場所
限定の「音」ですよね・・。

あるときは、ほのぼのした感じになることもあるでしょうし、厳かな感じにも、
全力疾走な感じにも、それは彼女たちが言うように、たしかに「会場の一人一人と
つくる」音、音楽。また、次を楽しみにして、あと3か月(長い!かな?ゲスト
出演だけど・・。)待ちたいと思います!