Kalafina 「oblivious」の歌詞の解釈・・
「oblivious」は言わずと知れたKalafinaのデビュー曲。その
歌詞の解釈を今頃って・・これまでも考えていたんですが、
どうにもつかめず、ふと、こうかな、というのが浮かんだので。
最も意味がつかめなかったのが
「本当は空を飛べると知っていたから
羽ばたくときが怖くて
風を忘れた・・」
これが???だったのですが、少し前に考えた「宿命」という
ことを思い出して、
「俯瞰風景」には空を飛ぶ・浮く関係がいろいろ出てきますが、『空を
飛べる』というのは例えで、普通の人間の中に『空を飛べる』人はいない。
でも自分が飛べる体であれば、当然自分は飛べると知っている。
でもそれを出してしまったら、どんな目で見られるか・・。羽ばたくとき
があったら、自分は飛べてしまう、気付かれてしまう。だから、怖い。
それで、自分では忘れようとした・・。
これは、アニメ的には、式のもつ特殊能力「直死の魔眼」のことかと
思いますが、式はその力を発動してしまいます・・。自分は普通の
人じゃない・・。
それでも自分に好意を抱いてくれる幹也(直死の魔眼をもつ前から、他の人
が近付かない自分にですね)に対して、「oblivious」、この場合は「気に
留めない(人)」あたりの訳がいいでしょうか・・。
自分が異能者であることを自覚した式の、幹也に対しての思い、それが
この曲かな・・、とようやく自分なりに解釈しましたが、曲の解釈は
人それぞれでいいと思いますので・・。
普通の人も、自分が空を飛べる部分は何なのか、それを隠したまま生きては
行けないし、隠したままで、それが本当のあなたなの?ということも
あるかもしれません・・。