Kalafina ようやく見ました「空の境界 第1章」・・
なんとなくあらすじは知ってる状態で。
劇場版ということなんですが、約50分。
(見やすいかも)
「seventh heaven」の造語コーラスでスタート。
不思議な感じの雰囲気、でもどこか暖かみもある
ような・・。
話も1話だけでは設定がわからない所が多々ありますが、
これはだんだんとわかるようになるんだと思います・・。
(8年?も前にやってるわけですから後追いもいい所)
なぜあの人は主食を食べずに水とアイスだけなんだろう、
とか、あの刀は特殊な力をもったものなのかなとか、
あの少女にもうひとつの体を与えた誰かがいるんだな、
とか、何か霊的なもの、オカルトとはまた違う、血筋?
がもつ何かを主人公は持ってるのかなとか。
中身(魂)がなければ、内部は「空(から)」、表皮が
内面と外世界の「境界」なのかな・・。
けっこうおもしろいかも・・。
それで「oblivious」、これは主人公とあの男の子の関係、
特に男の子のことなのか、とか。でも、アニメの内容に
重なるところがあっても、楽曲そのもののクオリティが
やっぱり高いと思います!
エンディングで出てきた「Kalafinaプロジェクト」の文字。
1作ごとに新人ヴォーカリストを起用するという、どこか
バブルの香りがするプロジェクト。
ふと思ったのは、これって、公開が2007年12月。1作ごとに劇場でのみ
公開するという斬新なやり方。前に「KalafinaはGT−R」なんてこと書き
ましたが、あのころ、バブル崩壊から立ち直りつつあった日本経済。
(いやそんなにくわしくないんですが)いろいろなことをやってみよう、
という機運が高まってたように思います。
車でいえば日産はGTーR(2007年12月デビュー)を販売し、トヨタは
4.8LV10のLFAを開発中、HONDAはF1参戦中の上に、V10エンジンを積むHSV
を開発中・・。
スーパースポーツが続々、と思っていた矢先、2008年9月そう、リーマン
ショックが・・。HONDAはF1撤退、HSVは開発中止。トヨタは資本力が
あったのでしょう、何とか2年後にLFAを販売・・。
え〜と、何が言いたいのかと言いますと、もし、どちらかがずれて、
「空の境界」のアニメ化構想ごろにリーマンショックが起こっていたら、
果たして「Kalafinaプロジェクト」は企画されたのだろうか・・?と。
(あまり影響はなかったかもしれませんが・・)
現在の状況というのは、いろいろなめぐりあわせの上に成り立っている
と思うのですが、そういう意味でも「奇跡のグループ」かも・・。
(もっとも、彼女たちの実力ならば、何らかの形で世に出てきていた
とは思うのですが・・。)