この歌は3人とも表現にだいぶ苦労したようです・・。一聴すると、
挫折、放心状態、という感じの曲ですが、それだけに終わらせない
ようにするために難しかったようです・・。
Hikaruさんは、何も考えずに言葉が出る、音よりも後ろにいる
感じで。
Keikoさんは「重たく抱え込む キボウという荷物を今日は置いてきた」
の部分で、「キボウ」というところがカタカナでもあるし、一言一言
言葉の響きを確認しながら一個一個レコーディングしたそうです・・。
聴いてみると、そう言われれば、という感じです・・。
Hikaruさんは、Keikoさんの「燦々」の部分が好きだそうで、この部分
Keikoさんは明るすぎず暗すぎず歌ったとのこと。
Wakanaさんは「ひからびた午後に響くエコー」の部分が歌詞的に好き
だそうで、エコー、何かが響くという・・。暗く歌ってしまうと、本当に
暗くなるので明るく歌いたいということで。
Hikaruさんはネガティブに歌ってしまうとちょっと違うと思って、
「未来とかじゃなくて」の「じゃなくて」をちょっと強調して、
希望もこめたいと歌ったとのこと・・。
この曲、挫折、放心というところから時間はかかるけれど、上昇に転ずる
ときがくるよ、という部分を歌っているのかもしれません・・。
3人がこれだけの思いを込めたこの曲、聴けば聴くほど、という1曲に
なるかもしれません・・。