先日Eテレで「バイオリン500年の物語」という番組を
やっていてようやく見ました・・。
人々を魅了してやまない楽器、バイオリン。それも、300年
前に作られたものが現在ももっともいい音を奏で、数億円の
値段がつけられる・・。
ジェームズ・エーネスさんの演奏を織り交ぜながら、「ストラディ
バリウス」の秘密にせまる・・。
「ストラディバリウス」は板の厚みが各部で異なり、板の処理によって
バイオリンのどこを叩いても同じ高さの音がするようにつくられていて、
前方への響きのエネルギーが大きいらしいです・・。現在のバイオリン
はそういうふうにはなっていない・・。
「響き」・・。思い出したのは昨年の「めざましクラシック」。
サントリーホールで、Kalafinaと、もう一人のスペシャルゲストは世界的
バイオリニスト、ヴァスコ・ヴァッシレフさん(ストラディバリウスより
前に、ストラディバリの師匠がつくった「アマティ」使用)。
ヴァッシレフさんによる「アマティ」の響きもすばらしかったですが、
Kalafinaの3人の声の響きもすばらしかった・・。
人の声って、考えてみると、1人1人違うわけで、現在生きている人なら
60億人それぞれ違っていて、これまでの人類っていったい何人になるの
かわかりませんが、違っていたはず・・。
そのすごい数の中で、3人の声と出会えたというのは本当に感謝してい
ます・・。