Hidesukeの日記 skiとKalafina、ときどきバイクGSX250R,GSX-R125

大好きな ski と Kalafina と バイク についての日記です

Kalafina スプリングライブ東京その2 3人の声が・・

きのうは、サプライズ中心に書きましたが、
今日はきのう書いた中から、3人の声が途中からすごいことに
なってた、ということについて。

しかし、これは私個人の主観で、いつもとおなじだったよ、
という方もいると思いますので、そこは聴き手の受け止め方、
聴いた場所による音響の違いもあると思ってご了承ください・・。
(ちなみに席は前から10数列め、中央左側あたりでした・・。)

ライブが始まり、「ああ、今日も3人、いい声、やっぱり
クオリティ高いな・・。ちょっとKeikoさんのマイク音量
小さいかな・・。でもそんなに気にするレベルでもないな・・。」
という感じで進行し、「ムムッ」と思ったのはひらかな5文字の
Wakanaさん独唱で始まる「私が、どこにもいなくなっても・・」
の歌詞が印象的なあの曲の終盤で、Wakanaさんが、裏声で歌った時です。

「あ、リミッター解除になった?」と思うほどの響きっぷり。その時は
「これ、8thのobbligatoで聴いた時以来かな、すごい○○○○○(曲名)
だった・・」という感じでした。

で次の曲がMCはさんで黒い執事の曲、このアレンジ、歌い方すごくカッコ
イイ、クール・・。そして「なんか、だんだんと声出てきてないか・・」
いや、ここまでだって、相当なクオリティで、声量も、十分出てるんで
すよ・・。(黒い執事の曲は、彼女たちも、歌うことでのどが開いて声が
出るようになる曲、というようなことを言ってた気がするんですが。)

はじめ気付いたのは、特にWakanaさんの声。さっきのリミッター解除の
影響なのか、響き方が!ツアー最後、という気合も入ってるとは思い
ますが、たしかに声量も出てるんですが、歪みなく、頭の中に直接
響いてくる!なにこれ!・・それが会場中に広がってるような感じ。

・・しばらくは、視線がWakanaさんにくぎ付け。いや、頭に直接入ってくる、
歪みのない高音を発する人から、視線をそらすことができなかったと言う方
が正確かもしれません・・。(前からのファンの方は、「それがWakanaさん
だよ!」とおっしゃるかもしれませんね・・。)

・・ふと気づくと、「Keikoさんのバランスも問題なくなってる」(自分で改善
されたのか、調整が入ったのかはわかりませんが)
そしてKeikoさん、Hikaruさんの声も、明らかにあふれでてくるような響きが・・。
そして、ゆたかな響きにのせて、力強く、繊細に、ずばりと歌う!迷いがない!
(そもそも迷いはないと思いますが・・。どういうことかと言いますと、たとえ
るならば、書道の達人が、大きな筆をふるい、いっぱつで素晴らしい書を書くよう
な、彫刻家がその一刀で芸術作品を作っていくような、そんな感じです・・。)
どんどん気持ちが、感情が、声にのってきてる!
その状態での独唱・ほぼアカペラの歌、魂を揺さぶられました・・。

・・そんな状態での最後の○○○○(カタカナ4文字)。抵抗などできるわけ
がありません・・。

これは、いろいろな条件が重なってのことだと思うんです。ツアー最終日と
いう思い、2会場でやってきたことによる積み重ね、ほとんどの曲がアカペラに
近い歌唱で、自分が、自分たちがリードをとる、という気持ち、3階まで満員の
会場の熱気、そういったものによって少しずつつくられていったものだったのかな、
と思います・・。自分の思い込み、ということもあるかもしれません。

でも、今回は今回の「音」、3人がはじめのあいさつの中でよくお話しする、
「会場のみなさんと今日だけの音をつくっていきたい」というのは、そういうこと
なのか、と後から、というより今、思いました・・。

「札幌」は札幌の音、「仙台」は仙台の音、「東京」は東京の音、それぞれの
色があったんだと思います!同じ会場でも日によって違うでしょうし。自分も
きのうは興奮して「最上の」と書きましたが、それぞれの場所でつくった「音」が
それぞれ「最上」なんですね・・。(自分自身、ほとんどの曲で涙した仙台は仙台で
「最上」だったなと・・。)

そう考えるとですね・・・それぞれの色を見るためには全部行かなくちゃいけ
ないじゃないですか!!(・・・今の現状だと、それはちょっと無理、無理、無理・・・)