Kalafina関連(?) 映画 「READY PLAYER ONE」感想その2、スピルバーグ監督からのメッセージは全世代へのエール?・・
今日も「READY PLAYER ONE」の話で。この映画、娯楽作品として見て何の
問題もないのですが。メッセージとすると、直接的なのは、「リアルを
大切にしよう」、ですけど、もう1段階あるのかな、と。
気になってたのは冒頭のBGMがバン・ヘイレンの「JUMP」、なぜ?だんだん
わかってきて、2つ目のキーワードであると同時に、映画全体を通しての
メッセージであると。だから最初にもってきた・・。
この映画、主人公が困難を乗り越えて目的を達成する痛快娯楽作品であると
同時に、見た人すべてに送る監督からのエールであると思います・・。
1つめの鍵、行き詰まったのはレースではなく人生や仕事、と考えると、
時には「原点回帰」も必要だよ、全力で、アクセル全開でバックすることも
ありじゃないの?という。(初心に戻るとか・・)
2つめの鍵、「飛べなかったジャンプ」、彼女への告白、だけじゃなく、大事
なのは後悔しないことじゃないか・・。私(スピルバーグ監督)は71才で
作りたい映画を作った、君たちはどうする?・・。
そして、3つ目の鍵は「勝ち負けじゃないよ・・」・・。自分の誇り。
主人公が最後に手にする富は、見ている人にとっては豊かな人生のことかな。
3つの鍵と、最後に試された、まわりの人を大事にすること、そうすればきっと
人生は豊かなものになるでしょう・・。エンディングがホール&オーツの
「YOU MAKE MY DREAMS」、歌詞の続きは「come true」ですから・・。
71才の監督だからこその説得力。とにかく、自分も「そろそろ歳かな」なん
て思うこともあったりする今日このごろなんですが、「歳?関係ないよ、原点
にもどって、興味あることにJUMP!だよ!」と世界の巨匠に言われてるような
気がします・・。
ということで、自分はこれからも「skiとKalafina」です!